
日本・ASEANユースリーダーズサミット
平成24年10月27日(土)~30日(火)、「東南アジア青年の船」事業の国内プログラムの一環で東京の国立オリンピック記念青少年総合センターにて、「日本・ASEANユースリーダーズサミット」が開催されました。日本とASEAN各国間の連携を強化する ために、より多くの青年が日本とASEAN各国を結ぶネットワークに参加することを目的として行われたディスカッションと文化交流を中心とした合宿型プロ グラムです。日本で公募されたローカルユース113名、「東南アジア青年の船」事業の参加者324名及び実行委員や運営関係者約90名が参加しました。
日程
日付 |
活動内容 |
10月27日 (土) |
ローカルユース事前研修 |
オリエンテーション、ディスカッション講座 パフォーマンス打合せ・練習 |
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10月28日 (日) |
ローカルユース事前研修 |
ディスカッション・グループ活動 | |
「東南アジア青年の船」事業参加青年入所 | |
全体オリエンテーション | |
ディスカッション・グループ活動 | |
10月29日 (月) |
「日本・ASEAN 文化交流プログラム」準備 |
「日本・ASEAN ユースリーダーズサミット」開会式 | |
「日本・ASEAN 文化交流プログラム」 | |
各国紹介パフォーマンス、各国紹介ブース展示 | |
交流の夕べ | |
10月30日 (火) |
基調講演
元国際連合事務次長) |
ディスカッション・グループ活動、サマリー・プレゼンテーション | |
ローカルユース修了式、歓送会 |
【開会式】
秋篠宮妃殿下、日本政府代表、駐日ASEAN各国大使並びに関係者の出席のもとで、開催されました。また、参加青年を代表し、ラオスのユースリーダー、マイヴァ・ユアトングシェンさんがあいさつしました。

【基調講演】
“Leadership for the Global Society”というテーマで、公益財団法人国際文化会館理事長、元国際連合事務次長の明石康氏による基調講演が行われました。明石氏は、1957年以来40年にわたって、日本人初の国際連合職員として活躍されました。また、1992年には、カンボジア暫定統治機構事務総長特別代表も務められました。
この講演は、「青年の社会活動への参加−リーダーシップを発揮して」というディスカッション活動の基盤とすることをねらいとして実施されました。尚、講演内容はマクロコズムvol.102に掲載いたします。



【日本・ASEAN文化交流プログラム】
“Welcome to Real Asia!”をテーマに、第1部では各国3分間のパフォーマンスと11か国の参加青年とローカルユースによる合同パフォーマンスが行われました。第2部は、国ごとのブース展示があり、各国の事情について理解を深める良い機会となりました。開会式及び「日本・ASEAN文化交流プログラム」には、来賓、関係者、一般の方々を含め、約200名が参加しました。



【ディスカッション・グループ活動】
「青年の社会活動への参加-リーダーシップを発揮して」というテーマのもと、八つのグループに分かれて実施されました。各国の青年が、社会を創る当事者である若者の役割と可能性について討議することによって、青年が社会活動に参加する意義を理解し、自らも社会の一員としてより良い社会を築くために何ができるか認識し、さらに、自らがリーダーシップを発揮して活動することの重要性を話し合いました。

