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MACROCOSM Vol.98 発刊日2012年5月
 

Vol.98  2012年5月



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SSEAYPインターナショナル第24回総会(SIGA)


  • パネルディスカッション
    テーマ: グローバル社会における人材育成の重要性
    Significance of the Human Development in the Global Societ

■「東南アジア青年の船」事業(SSEAYP)が自分の人生及や社会に及ぼした影響
 ラオスのInthy Deuansavan氏は、「2か月間を船で過ごして、200名を超す友だちができ、その中で、自分を周りに合わせていくことが大切だということを学びました。ちょうど、プログラムに参加する2か月前に自分のレストランを開業したばかりだったので、大勢の人々と仕事をして、よいチームワークを築くこと、チームの中では互いを理解することが重要だと認識しました」と語った。
 タイのVisit Dejkumtorn氏も多くの友人ができたことに言及し、プログラムの運営を学べたことも大きかったと語った。また、「このプログラムに選ばれて参加したのだから、自分たちは恵まれた人間であり、恵まれない人たちのためにぜひプロジェクトを実施したいと考え、タイの孤児等、貧しい子供たちのために、22年前からHopeful Children Projectというキャンプを始めました。最初は220名だった参加者が現在では2000名以上になり、5か国からボランティアが来て手伝ってくれるようになっています」と感慨深げに語った。
 野副氏は、「世界中に友人ができたことから、日本のことをよりよく理解できるようになりました。また、『日本人はどうしてそうなのか』など、今まで考えたこともなかったようなことを外国の友人から質問され、自分の目が開かれるきっかけになったと感じています」と語った。
 参加当時、英語と地理の教師だったシンガポールのHawazi Daipi氏は、「当初、このプログラムから何を学べるのだろうかと思っていましたが、単に何かを学ぶだけではなく、自分のことを再発見する機会になりました」と語り、「自分には何ができるのか、何を考えているのかを知りました。また、世界に広がる友人のネットワークを得たので、何か行動しようとした時に、
誰に連絡をとればよいのかがすぐに分かるのはありがたいと感じています。このプログラムに参加するメリットは、自分の能力を伸ばし、会社勤めをした場合には、精鋭として活躍し、21世紀を生き抜く力がつくことです」と
強調した。
 この事業に参加する前から、自分の一生を教育に捧げようと決意していたインドネシアのRino Wicaksono氏は、「SSEAYPに参加して、人には違いがなく、みな同じだということが最大の学びでした」と述べるとともに、「自身が貧しい学生であったことから、このような国際交流によって、人生を良い方向へ大きく変えていくことができると確信するようになりました」と力強く語った。
■今後のグローバル社会に必要とされる人材、能力とは
 野副氏は以下の三つの点を挙げた。「一つ目は知識。二つ目は情熱。三つ目はプレゼンテーションスキルです。一つ目の知識とは、ネット等から簡単に入手できるものではなく、体験を通じた知識のことです。実際の経験を通して学んだことは一生涯の知識となるからです。三つ目のプレゼンテーションは、アメリカやヨーロッパの人が得意な場合が多いのですが、日本を含めアジアの人は少々おとなしい傾向があります。アイディアはあるのですが、他の人に話の順番を譲ってしまって、発言の機会を逃してしまいます。でも、黙っていると評価されないので、プレゼンテーションスキルは重要です」


タイのVisit Dejkumtorn氏は、時間を挙げた。「現在の社会では、時間が十分にある人は少ないですが、どれほどお金があって、賢くても、時間がなければ、他の人のために善行を積むことはできません。しかし、最近では、この時間を使って貢献している人々が増えていて、大変すばらしいことだと考えています。タイ語には『チットアサー』という公共心、ボランティアの心を表す単語があります。他の人のためにするという意味で、こうした精神が世界をより良い場所にすると考えます」
 インドネシアのRino Wicaksono氏は、野副氏の挙げた「知識」に加え、「気づき」について言及しました。「何かに気づいていること、間違いに気づいて直そうとする意識は重要です」 さらに、Visit氏の述べた奉仕の精神を挙げ、無報酬でプロの仕事をするボランティアに言及し、「他人に多くを与えれば、もっと多くが自分に与えられるという教えがあります」と語った。
 ラオスのInthy Deuansavan氏は、大河原コーディネーターがラオスに行った時のエピソードを紹介しながら、人としての大切な精神を語った。「充電中の携帯電話をホテルに忘れてきたことを聞かされ、ホテルに電話したところ、そのままの状態で置いてありました。このような正直さ、誠実さといった人としての徳は非常に重要な要素です。また、私が取り組んでいるエコツーリズムでは、責任感が大切だとされています。ラオスの美しい

森林は、現在どんどん切り倒されていますが、こうした資源を将来の世代に残していくという責任感も必要不可欠です」
 他のパネリストの意見に加え、シンガポールのMr. Hawazi Daipi氏はスキルを挙げました。「今後、競争の激しい時代になるので、能力がなければ生き残ることができません。そのため、何を選んで自分の能力としていくのかが、非常に重要になります」
 今回のパネルディスカッションでは、話の随所で、パネリストの現在までのキャリアは、SSEAYPの経験に根ざしていることが繰り返し語られ、言葉を変えながらも皆さんが共通して次のことを強調していた。「接する相手が知らない人であっても、この人はこういう人だと勝手に決め付けてしまわないことは、SSEAYPの経験から学んだことです。第1回SSEAYPから38年たった現在でも、このプログラムによって、多くの人の人生が大きく変化しているのです。すばらしい体験をさせていただいたの
で、今度は、他の人々の人生を良い方向に変えるお手伝いをしたいと思っています。そのためには、SSEAYPが継続して実施されることを願っています。そうすれば、日本及びASEAN各国の友情につながり、社会への貢献や世界の平和が促進されることになるでしょう」

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