
SSEAYPインターナショナル第24回総会(SIGA)
The 24th SSEAYP International General Assembly in Japan
「東南アジア青年の船」事業のASEAN各国事後活動組織と、日本青年国際交流機構(IYEO)で組織しているSSEAYPインターナショナル(SI)の第24回総会(SIGA)が、 “SSEAYPInternational:Together, Move Forward”をテーマに、平成24年4月25日~ 28日、東京で開催されました。
1988年にマレーシア・クアラルンプールにて第1回SIGAが開催されて以来、ほぼ毎年、SI加盟各国事後活動組織の持ち回りでSIGAが開催されています。参加者はASEAN各国から345名、日本が150名となり、「東南アジア青年の船」事業の既参加者だけでなく、「青年の船」事業、「世界青年の船」事業、「国際青年育成交流」事業などの既参加者やその家族、友人も含め多様な参加者が集まりました。
月日 | 時間 | 主なプログラム |
4/25 (水) |
18:30-21:00 |
参加者来日(成田/羽田空港) SI会長会議(COPミーティング) |
4/26 (木) |
9:30-11:00
12:00-13:30
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総会 |
4/27 (金) |
8:00-10:00 |
ふじ丸での朝食・船内見学 課題別視察 (1) Social Contribution(社会貢献) ワタミ株式会社 (2) Human Resource Network(人材の発掘・活用) 株式会社パソナグループ (3) SI Travel Network(人的交流の促進) 日本航空(工場) (4) Social Design / Community Development (生活・地域 デザイン) 本所都民防災教育センター 本所防災館、六本木ヒルズ (5) Culture(文化) 裏千家、江戸東京博物館、富士山 フェアウェルパーティー |
4/28 (土) |
参加者帰国(成田/羽田空港) |






■SSEAYPインターナショナル設立25周年記念フォーラム

SSEAYPインターナショナル第24回総会(SIGA) in Japan「東南アジア青年の船」の既参加青年で、政治、NGO、ビジネス、教育、国際機関などの分野で活躍するグローバル・リーダーをパネリストに迎え、「グローバル社会における人材育成の重要性」について話し合っていただきました。パネリストは、20代にそれぞれの国の代表青年として、日本政府(内閣府)主催の「東南アジア青年の船」事業に参加し、船で日本とASEAN各国を訪問、ホームステイを含めた国際交流プログラムを体験しました。青年期の大きな舞台での国際的体験が、その後の人生や考え方にどのような影響を与えてきたか、現在の活動を紹介しながら、グローバル人材の育成に必要な要素について考察しました。
パネリスト ●Mr. Visit Dejkumtorn(タイ、1975年参加) ASSEAY Thailand顧問、Fund For Friends会長、Friendship ForPeace会長 1991年、社会的に恵まれない環境にあるタイの子供たちを対象にした青少年育成キャンプ“For Hopeful Children Project”をスタートさせ、今年3月には、22回目のキャンプを実施した。 ●Mr. Hawazi Daipi(シンガポール、1980年参加) 教育相、労働省上級政務官教師、新聞社記者、シンガポール全国労働組合会議国際部部長を経て、1996年に国会議員初当選。2001年、2006年、2011年でも再選を果たし、地域開発委員、青年スポーツ委員などを務める。 ●Dr. Rino Wicaksono(インドネシア、1983年参加) SIインドネシア会長、元インドネシア工科大学土木工学部長 25年にわたって、建築・都市工学分野で教鞭をとり、インドネシア国内外で数多くのプロジェクトを実施。日本とASE AN諸国に焦点をあてたJaSeAN MagazineのCEOのほか、西ジャワ地方の民主国民党(NasDem)の専門審議会の座長を務めるなど幅広く活動。 ●Mr. Inthy Deuansavan(ラオス、1998年参加) Green Discovery代表、Inthira Hotel & Restaurant ManagementCo. LTD, CEO ラオスで最も成功した青年実業家の一人、エコツーリズムの第一人者と言われる。2000年、オーストラリア・ラオスの合同ベンチャーとしてアウトドア・アドベンチャーのGreen Discovery Laos社を起業。エコツーリズムを正しくラオスに広めていくことを信念とし、幅広くビジネスを展開。 ●野副美緒氏(日本、1999年参加) 国連世界食糧計画(WFP)ラオス事務所プログラムオフィサー 2003年、国連世界食糧計画(WFP)スリランカ事務所での給食事業を皮切りに、2004年の津波後の緊急支援に従事。その後、スーダン南部カポエタ事務所でプログラム責任者を務め、ソマリア・南西部地域事務所勤務を経て、2011年より現職。 ●大河原友子氏(コーディネーター)(日本、1987年参加) 日本青年国際交流機構(IYEO)会長 2008年よりボランティアでIYEO会長を務め、今年3期目を迎える。自身が主宰する英会話学校Brookland English Schoolでは「国際社会で羽ばたくためのコミュニケーション力」をモットーに、子供から大人まで幅広い層に実践的な英語を教えている。 |