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MACROCOSM Vol.89 発刊日2010年3月
 

Vol.89  2010年3月



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第4回「国際交流リーダー養成セミナー」


大橋講師からのコメント

 分科会A  「地域の在住外国人への支援プログラムの企画」

様々な企画を実施する際のスタートとして最も重要なのは、「何を、どのような状態・状況になることを目指して」そのプログラムを行うのかという「目的」を明確にしておくことです。次に、具体的にどのようなことが実現できれば、目指したことに到達したことになるかをしっかり把握することです。そして、今回行おうとしている取組でどの部分を実現するかを決めて、得たい内容を定めていくのが「ねらいの設定」です。分科会Aは、この確認からスタートしました。次に、企画内容を考える前提として、どのような視点や要素が必要かを整理し、在住外国人支援に重要な考え方を絞り込みました。 

在住外国人に必要な支援は数多くあります。しかし、私たちが全てを解決できるわけではないのですから、自分たちが取り組むべき重要なことは何かを定めて一つ一つ実現していくという考え方が大切です。 

地域の在住外国人の方々への支援を企画する際に大切にすべき考え方はどのような点があるか、今回の参加者は、次のように考えました。

1.Give & Take(対等の関係)。主体者として扱う
2.その人の持っている力を引き出す。表現できる仕組み
3.本人が地域に役に立っていると思える仕掛け
4.生活に直接つながるもの
5.継続性(先が見える。積み上げができる内容)
6. 一般化(把握できる範囲を広げておく)
7.キーパーソンの確保(在住外国人の中から中心となる人を育てる)

その中でも最後の「在住外国人の中からキーパーソンを育てる」という視点は、ユニークで大切なものです。「当事者の声を大切にし、当事者に主役になってもらう」という当たり前の視点が、在住外国人支援の場合には抜けがちです。「キーパーソンを育てる」といっても大変な努力が必要ですが、一人の中心人物ができることにより、次々に同様な存在の人々が増えるきっかけになるでしょう。「人を育てる」「相互に助け合う」との視点で取り組めば、「問題」ではなく、「お隣同士の助け合い」になっていくのではないでしょうか。「支援」という言葉ではなく「交流」となることを願って、活動を続けていってもらえればと考えています。

付箋を使ってアイディアを分類する参加者
付箋を使ってアイディアを分類する参加者
企画に重要な「目的」と「ねらい」のアイデア出しをする参加者
企画に重要な「目的」と「ねらい」のアイデア出しをする参加者

分科会Aに参加して

和智 悠香里

私は、多文化共生に関心を持ち、日系ブラジル人の子供の学習サポートのボランティアをしています。この様な経緯から、このセミナーに参加することにしました。 

私は「在住外国人への支援プログラムの企画」の分科会を選択し、他の参加者と一緒に、「外国籍市民のキーパーソンの育成」という企画を立案しました。目的とねらいを明確にすること、企画の全体像を見失わないこと、企画が目的に沿っているかなどの企画ノウハウをたくさん学ぶことができました。まずは、企画書による綿密な計画が必要です。必ずしも望んだ結果になるとは限りませんが、企画書通りに確実に実行されることによって、期待する結果や効果に繋がりやすくなります。 

私は4月から自治体の職員として働き始めるので、様々な事業やイベントを実施する際に、このセミナーで学んだ企画ノウハウを最大限にいかしたいです。短い期間でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

分科会Aの発表
分科会Aの発表
分科会Bの発表
分科会Bの発表

赤木講師からのコメント

 分科会B  「海外からの研修生・留学生との交流プログラムの企画」

分科会Bの要点を企画・立案において重要とされる「企画者の思い」「依頼者(スポンサー等)の思い」「対象者の思い(NEEDS)」とし、この3ポイントをバランスよく取り入れ、また、交流プログラム事業でよくあるチームでの企画を想定しながら実施いたしました。 

分科会冒頭ではプログラムの「対象者の思い」を分析し、チームで共有することを目的として、外国人研修生・留学生が置かれている環境や彼らの思い、そして、求めていることを全員でアウトプットしました。その中には、「外国人自身が交流を望んでいない、交流時間がない、経済的に苦しい人もいる」「日本人の中にも積極的な交流を求めない人もいる」などの意見もありました。 

次に、事業において最も大切な「企画者の思い」つまり「目的」を考え、その目的を達成するための「ねらい」の設定、事業終了後の効果を検証しました。これには、多くの時間を割いて、目的とねらい、効果に一貫性があるかどうかを考えました。何度となく、効果とねらいや目的がずれていく場面もあり、目的とねらいが明確に区別、整理できるようにアドバイスを加え、進行いたしました。 

最後に、助成金申請をするための企画書作成とプレゼンテーションを行い、「依頼者(スポンサー等)の思い」を形にすることで分科会を締めくくりました。事業の企画・立案において本当に大切にすべきことは何であるかを理解し、それを今後の活動にいかしていただければと期待しています。

意見をホワイトボードに書く参加者
意見をホワイトボードに書く参加者
チームワークを高めるアイスブレークに取り組む参加者
チームワークを高めるアイスブレークに取り組む参加者

分科会Bに参加して

伊藤 優

2日間のセミナーで印象に残ったこととして一番に挙げられるのは、企画・立案において目的とねらいを徹底的に考えることがいかに重要かということです。講演、グループワークを通じ、企画者側で徹底して議論され、共有された目的とねらいが企画の軸であり、その質を決定付けるものであることを実感しました。 

また、異なるバックグラウンドを持った参加者の方々の多様な問題意識に触れ、自身の国際交流に対する考え方、問題意識にも変化があったように思います。 

グループワークにおいて一つの国際交流企画を実際に作り上げる過程では幾度もその難しさを感じましたが、今回、体験的に学んだ企画・立案における考え方や手法、留意点、及び新たに獲得した問題意識は、今後の実践の中でいかしつつ、経験を積んでいく中で磨いていきたいと思っています。 

最後に、こうした機会をご提供いただいた関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

修了証を受け取る参加者
修了証を受け取る参加者
参加者とスタッフの記念撮影
参加者とスタッフの記念撮影
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