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MACROCOSM Vol.86 発刊日2009年5月
 

Vol.86  2009年5月



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第7回「青年社会活動コアリーダー育成プログラム」


  • 障害者コース【宮崎県】

宮崎県副知事表敬であいさつをする筆者
宮崎県副知事表敬であいさつをする筆者

Sean Stowers
National Leader of New Zealand Delegation

I consider myself very privileged to have led a delegation of young New Zealand (NZ) Leaders to Japan as part of the Young Core Leaders of Civil Society Groups Development Program FY2008.

I was very impressed with the capacity and capability that all delegates brought to their respective fieldsof work. The Not for Profitsector will continue to develop if these leaders are encouraged and continually developed to demonstrate how the NPO sector can serve its local communities.

Our firstweek in Japan was focused on the NPO Management Forum in Tokyo while the second week I was based in Miyazaki Prefecture with a focus on the disability sector.

I was struck by the number of similar issues that people with disabilities face whether in Japan, NZ, UK or Germany e.g. lack of sustainable funding, challenge to findvolunteers, lack of public awareness and acceptance of what people with disabilities can contribute to their community.

While there are challenges there are some great initiatives occurring as well. The agency SELP MORI Corporation was a good example of a social enterprise in action and it was heartening to see that the Social Welfare Corporation Mahoroba was led by a woman with a physical disability. For people with disabilities to succeed and become fully accepted into society it is critical that they lead from the front ? “Nothing about us without us.”
Miyazaki Prefecture is fortunate to have a local government very committed to having a city that is accessible for all to use. Its Barrier Free Policies are advanced and will serve future generations of people well. Miyazaki Prefecture is blessed with an abundance of seafood and great local dishes. One learning from the numerous social events we attended was that you can never out drink the Japanese when it comes to Sake or Shochu!I made a number of friends and contacts along the way that I hope will continue into the future. I suspect I will gain more from some of the informal networks developed through personal contacts on internet sites such as Facebook as opposed to formal alumni networks. I look forward to reciprocating the hospitality provided to the NZ delegation for any future visiting groups or individuals and hope that such exchanges/programmes continue to grow and develop.


日程 プログラム

2月10日

県庁表敬、宮崎県福祉保健部による障害者施策について概要説明、歓迎会
2月11日

社会福祉法人げんき リサイクル工房

社会福祉法人まほろば福祉会 ほっとすてーしょん翼

2月12日 宮崎市建築指導課/宮崎市のバリアフリーの取組、地方セミナー
2月13日 宮崎市立広瀬西小学校訪問
2月14日 ホームステイ
2月15日 歓送昼食会、コース評価会

ニュージーランド団長
ショーン・ストワーズ

平成20年度「青年社会活動コアリーダー育成プログラム」でニュージーランドの青年リーダーを日本へ引率することができ大変光栄に思います。 

全参加者の持つ各自の業務分野における可能性や能力に大変感銘を受けました。こうしたリーダーたちによって、NPOセクターがいかに地域で役目を果たせるのかを継続的に示していければ、非営利セクターは発展していくことでしょう。 

日本での最初の週には、東京でNPOマネジメントフォーラムに、第2週目には宮崎県で、障害者分野に焦点を合わせました。 

障害を持つ人々が、日本であれ、ニュージーランドであれ、英国であれ、ドイツであれ同じような問題に直面していることに驚きました。不安定な資金調達、ボランティア確保の問題、国民意識の欠如、障害者であっても社会に貢献できるという認識の欠如などです。 

問題はありますが、すばらしい取組も始まっています。社会福祉法人杜の会「SELP・杜」は実際に活動している社会企業の好例ですし、身体障害を持つ一人の女性が代表を務める社会福祉法人まほろば福祉会の見学は励みになりました。障害のある人が成功し、社会に完全に受け入れられるために、彼らが先頭に立ち「私たち抜きで私たちのことは何も決めるな」という姿勢が必要不可欠です。

私たち皆が活用しやすい街づくりのために、宮崎市が熱心にかかわっているのは、市民にとって幸運なことです。宮崎県のバリアフリー政策は進歩的なもので、次世代の人々にとっても役に立つことでしょう。 

宮崎県には、海産物や郷土料理が豊富にあります。さまざまな社交行事に参加して学んだことの一つは、お酒や焼酎については、日本人にかなわないということです。 

多くの友人や、これからも連絡を取り続けたいと思う人ができました。公式の事後活動組織のネットワークとは対照的ですが、フェイスブックのようなインターネットサイトによる個人的なつながりを通して、非公式なネットワークからもっと多くのものを得られるかもしれないと思っています。 

ニュージーランド参加者が受けたおもてなしのことを思うと、これからニュージーランドを訪問される団体や個人の皆様にお返しができることを楽しみにしています。また、このような交流プログラムが継続され、さらに発展することを願っています。

  • 青少年コース【和歌山県】

青少年育成協会訪問及び関係者との意見交換会
青少年育成協会訪問及び関係者との意見交換会

歌山県受入実行委員
(社)和歌山県青少年育成協会 副主査 
寺前 篤


私は平成20年11月、「青年社会活動コアリーダー育成プログラム」の青少年分野でドイツに派遣していただきました。派遣先での訪問施設はバラエティに富んでおり、対応してくれた方々も非常に親切で、勉強になりましたが、同年代の青年が何を考えているのか、意見交換する機会が少なかったのが残念でした。今回、地方プログラム(和歌山県)における訪問施設の一つとして、当協会が外国青年13名の受入れを行うにあたって、その点を配慮し、和歌山県で団体活動をしている青年13名に意見交換会に参加いただきました。具体的には、ボーイスカウト、ガールスカウト、和歌山県BBS連盟の方や、今回受入れの母体となった海友会メンバーに声をかけました。また、ドイツ、ニュージーランド及び英国の3か国の青少年の現状と人材育成を中心とした各団体の取組について、業務の参考になるものを吸収し、外国参加青年や日本側の参加者にも、今後の活動の参考になるような意見交換ができればと考え企画しました。 

今回、派遣と招へいプログラム双方のメインテーマが「青少年リーダー育成~ユースワーカー(ユースリーダー)の育成の在り方~」でしたので、当協会訪問にあたってもテーマに沿っての組み立てを行いました。しかし、職業もしくはボランティアとして青少年と活動し、かかわる人を指す「ユースワーカー」という概念が、私たち日本人にはなじみが薄いため、参加者同士、論点がかみ合って意見交換し、限られた時間を活用できるよう工夫しました。


日程 プログラム

2月10日

県庁表敬訪問、歓迎会
2月11日 (社)和歌山県青少年育成協会、関係者との意見交換会
2月12日 特定非営利活動法人くちくまのクラブ、県立熊野高等学校
2月13日 地方セミナー、ホームステイ
2月14日 歓送会
2月15日 コース評価会

 

当日のスケジュールは、午前中に当協会の事業概要の説明と質疑応答を行い、その後、隣の「和歌山ビッグホエール」で開催していた「わかやま元気1万人フェスタ」(NPO法施行10周年を記念したイベント)を見学し、分科会メンバーと昼食を一緒に食べ、午後に分科会での意見交換会を行いました。分科会では自己紹介等の時間を長めに取り、身近な課題や悩みから話し合うことで意見が出やすい環境を作りました。日本側の参加者が、ユースワーカーの大まかなイメージを理解し、今後の活動の参考になるものを掴んでもらいたいと思っていました。実際、分科会の発表を聞いていると、ユースワーカーの話題までたどり着かなかったグループもあったようですが、発表を聞く限りでは、活動の参考になるような成果が得られたようでした。 

今後の課題としては、全体会で発表された意見を参加者がどのように取り入れ活用していくか、また、どのように検証していくかだと思います。何年か後に、参加者が取り組んだことに対しての内容や結果を何らかの形で共有しあい、それぞれの活動に共有した情報を活用していけば、青少年の育成を効率的に進めていけると思います。一時のみの興奮で終わらせずに、継続して活動できるような働きかけを当協会でもしていきたいと考えています。当協会としても外国参加青年から、資金獲得の方法(啓発グッズの販売等)のほか、いくつかヒントになるような意見もいただいたので、聞くだけで終わらず、具体化して事業に繋げていきます。 

私自身、実行委員として地方プログラム全日程に随行させていただき、その中で招へいした3か国それぞれの事情や考え方が、おぼろげながらも理解できたような気分になりました。結局、手段や手法は違っても、各国とも青少年育成に対する理念は同じなのだな、と思いました。今回の受入れも派遣プログラムと同様に勉強になり、貴重な経験をさせていただきました。 

最後に、今回このプログラムに携わっていただいた海友会を始めとする関係者の皆様の多大なる御尽力と御理解に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

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平成20年度 青年社会活動コアリーダー育成プログラムNPOマネジメントフォーラム
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