
財団法人 青少年国際交流推進センター理事長 挨拶

団法人 青少年国際交流推進センター理事長
上村 知昭
平成21年度のスタートにあたり、一言ご挨拶をさせていただきます。
当センターが発足して16年目を迎え、この間に、内閣府青年国際交流事業の既参加青年の事後活動組織である日本青年国際交流機構(IYEO)と連携して青年国際交流事業と国際交流を基本とした諸活動を展開し、地域の国際化と人材育成に取り組んでまいりました。
その成果は、内閣府青年国際交流事業のプログラム充実、事後活動団体としてのIYEOの活性化、他団体との連携推進等に表れていると認識しています。
平成20年度は、天皇皇后両陛下の御成婚を記念して始められた内閣府青年国際交流事業が50回となり、本年4月20日に、両陛下をお迎えして内閣府並びに日本青年国際交流機構主催による「青年国際交流事業50年既参加青年の集い」が開催されました。当センターも同事業の中心的な実施、支援団体として全面的な協力を行ったところです。
変化が激しく、多様化が進む現代においては、視野の広い対応力のある人材が求められており、そうした人材を育成するうえで、国際交流の場は大変に効果的であると考えます。当センターは、国際交流活動や青少年育成活動を通じて幅広く人材育成に取り組み、広く社会に貢献することを目指しています。そのために、国や地方の青少年国際交流事業に貢献するとともに、日本全国並びに世界に広がるIYEOのネットワークの機能・活動等をバックアップする事務局的機能も果たしつつ、様々な自主事業を展開しています。また、出版物による広報や種々の啓発活動を通じて、国際交流活動のノウハウや有効性について広める努力をしています。
具体的な自主事業としては、子どもたちの視野を広めることを目指して、在日の外国青年を学校に派遣しての「国際理解教育支援事業」、国際交流活動のリーダー育成を目指した「国際交流リーダー養成セミナー」、テーマを定めてのスタディ・ツアーなどを中心に展開し、次の時代を担う青少年の人材育成に力を入れて取り組んでいます。また、当財団の広報誌である「マクロコズム」については、昨年度より装いを新たにし、季刊誌として発行していますが、従来よりも幅広い範囲からの情報収集等も行い、多彩な内容をお届けしたいと考えていますので、皆様からも積極的な情報提供をお願いいたします。
最後に、改めて国際交流活動並びに青少年活動を推進されている皆様に敬意を表しますとともに、共に力をあわせて社会に貢献できる活動を推進してまいることをお約束してご挨拶とさせていただだきます。
財団法人青少年国際交流推進センター 役員名簿
(第9期任期 平成21年4月1日~平成23年3月31日)
理 事 | 会 長 | 空 席 | |
副会長 | 山田 馨司 | 元総務事務次官 | |
理事長 | 上村 知昭 | 元内閣広報官 | |
専務理事 | 坂田 清一 | 日本青年国際交流機構顧問 | |
理 事 | 井出 満 | 元総務庁統計局長 | |
理 事 | 大森 充 | 元日本青年国際交流機構会長 | |
理 事 | 川上 和久 | 明治学院大学副学長理 事木原 光資東都交通(株)代表取締役 | |
理 事 | 木原 光資 | 東都交通(株)代表取締役社長 | |
理 事 | 酒井 洋幸 | 日本青年国際交流機構顧問 | |
理 事 | 寺下 英明 | 日本青年国際交流機構顧問 | |
理 事 | 永山 喜緑 | 元沖縄開発事務次官 | |
理 事 | 萩原 節泰 | 商船三井客船(株)代表取締役社長 | |
理 事 | 松尾 弌之 | 上智大学教授 | |
監 事 | 監 事 | 奥野 照義 | 日本青年国際交流機構顧問 |
監 事 | 久世 勇 | 元財団法人公益法人協会専門委員 |
(五十音順)
(全員非常勤)