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MACROCOSM Vol.85 発刊日2009年3月
 

Vol.85  2009年3月



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第3回「国際交流リーダー養成セミナー」


桝本智子准教授による基調講演
桝本智子准教授による基調講演

平成21年3月14日(土)~15日(日)、(財)青少年国際交流推進センター主催の第3回「国際交流リーダー養成セミナー」を国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催しました。全国各地から、国際交流協会や非営利団体の職員、学校教職員など13名の参加者を得て、基調講演、全体会、分科会などを実施しました。


今回は、今の社会においてニーズの高い「地域における国際化への対応」をテーマにしました。分科会では、従来の交流を主としたプログラム企画を取り扱うと同時に、在住外国人への支援プログラムを企画する分科会も設け、職業として支援に携わっている方々を中心にご参加いただきました。 

基調講演「日本における異文化理解の必要性」では、異文化コミュニケーションが学問分野として発達してきた経緯を知るとともに、文化とは何か、コミュニケーションとは何かを、改めて体系的に学ぶ機会となりました。鏡により正反対になった手元のみを見ながら正確に線を引くというワークでは、自分の固定概念から脱することがいかに難しいかを体験しました。 

また、全体会での「プログラム企画・立案」では、プログラムを企画する上でのポイントや、会議の開催方法、効果的な広報などについて確認していきました。国際交流だけでなく、あらゆる場面で応用できる考え方を習得することができました。実例なども多数紹介いただき、現場で使える手法や、逆に留意しなければならない点についても学ぶことができました。 

その後2つの分科会に分かれましたが、各分科会のねらいは次のとおりです。


日程

3月14日(土) 10:00-10:30 開講式・オリエンテーション
10:30-12:30 <基調講演>「日本における異文化理解の必要性」神田外語大学国際コミュニケーション学科 桝本 智子准教授
14:00-16:30 <全体会>「プログラム企画・立案」(財)大阪府青少年活動財団 赤木 功主幹
16:30-17:00 分科会顔合わせ
19:15-21:30 <分科会>
・「地域の在住外国人への支援プログラムの企画」 (財)青少年国際交流推進センター 大橋 玲子事務局長
・「地域の在住外国人
・留学生との交流プログラムの企画」 (財)大阪府青少年活動財団 赤木 功主幹
3月15日(日) 9:00-9:45 フォローアップ
10:00-12:00 <分科会>
13:20-14:00 <分科会発表>
14:00-14:30 アンケート記入・振り返り
14:30-15:00 閉講式(修了証授与)
  • ◆分科会A「地域の在住外国人への支援プログラムの企画」

在住外国人支援プログラムの企画にあたり、講師よりアドバイスを受ける(分科会A)
在住外国人支援プログラムの企画にあたり、講師よりアドバイスを受ける(分科会A)

(財)青少年国際交流推進センター事務局長

大橋 玲子

3年目の開催となった本セミナーでは、初めて在住外国人の方々への支援という課題を取り上げました。参加者の立場は、ほとんどが仕事として関わっている方ということもあり、楽しい雰囲気ながらも真剣に取り組む姿勢が印象的でした。参加者自身が発案した一つの企画を作り上げていく過程で、必要な考え方やノウハウを提供するとともに、参加者自らも考えるという取組で進めました。 

最初に、国の最近の施策と平成21年度予算の内容を説明しましたが、これは、この分野が安定した長期的取組を求められるものなので、行政との連携と財政の安定の必要性を実感してもらうためでした。自分たちからは遠い存在と思っていた国の取組が、実は活動の方針や財政の基盤となるということが参加者の意識改革に?がったと感じています。 

次に、プログラムの作成では、短時間での組立てを考慮してガイドラインを示しました。最も重視したのは、事業実施の目的とその企画から成果としたいねらいの設定でした。ともすれば、実施ありきで、すぐに現場の組立てに意識が向きがちですが、この部分を関係者が共有しておくことは最も重要です。話合いの進むうちに、広がっていく企画内容をねらいからずれないようにまとめていくことは容易ではありませんでしたが、話合いが煮詰まってしまった参加者の思考が、ある一言で開く瞬間は、講師冥利に尽きます。こうして、でき上がった企画は、対象である在住外国人の方々が、自立し、地域に溶け込んでいくことを充分に可能にするサポートプログラムでした。この企画の大切な視点は、対象者の方々が、最終的にはサポートを受ける立場から、サポートする側にまわれるようになるまでの流れを組立てるという発想を持つことです。 

今後、参加者の皆さんが作り上げた企画が実践されるのを楽しみにしています。

◆セミナーに参加して

長岡市国際交流センター

十見 智子 

話合いが暗礁に乗り上げ、発表までこぎつけるのか不安を感じた時もありましたが、他の参加者の方々の熱い思いに励まされながら、二日間を乗り切ることができたように思います。話し合いが行き詰まった時には、講師やスタッフの方が、話合いの当事者には見えにくい問題を発見してヒントを示してくださったり、話合いを進めるための新たな切り口を提示してくださったりしました。これらの助言により、行き詰まった状況を打開することができ、グループの意見がまとまっていったように思います。今回の話合いを通して学んだことは、今後自分が企画立案、さらには話合いをファシリテートしていく際に、ぜひいかしていきたいと思います。最後になりましたが、このような機会を提供してくださった講師の方々、主催者・参加者の皆様に改めて感謝いたします。

  • ◆分科会B「地域の在住外国人・留学生との交流プログラムの企画」

在住外国人との交流プログラム企画も終盤を迎え、一気に集中する参加者(分科会B)
在住外国人との交流プログラム企画も終盤を迎え、一気に集中する参加者(分科会B)

(財)大阪府青少年活動財団主幹

赤木 功

様々な経歴をもつ8名の参加者で始まった分科会は、実行委員会でそれぞれ異なった立場のメンバーが集まった時にいかに企画立案し、企画内容を共有できるかを実践しながら、行いました。一つのケースを想定し、企画を創り上げていく手法をとり、より実践的に考えることとしました。 

一日目においては、ねらいの設定、実施後の効果を話し合う時間を多く設けました。プログラムを立案する際、具体的な内容や訪問先のことが、最初に話し合われることが多くあります。また、内容から考えた「ねらい」を後付けしていくことが多く見られます。今回も一部で同様のことが見られましたので、あえて「ねらい・効果」を考えることに集中しました。これは、何のために事業を実施するのかという根本的なことですが、立案が進むにつれて忘れがちになることがよくあり、できあがった企画が「ねらい」から異なった方向にいくことを防ぐことができます。 

二日目は、一日目に考え、共有した「ねらい」をもとに実際に事業を創り上げていきました。そして、参加者がそれぞれの活動場所において実践しやすい内容を創り上げていきました。経験豊かな参加者の集まりだけあり、手際よく進んでいきました。

最後には、事業企画のプレゼンテーションを行い、創り上げた事業を分かりやすく伝えることを実践しました。人に伝えることは、事業企画の見直しや事業を創り上げたメンバーが再度内容を共有することにも効果があります。 

さらに今回は、目的(事業概念(理念))、ねらい(事業効果・具体的に設定)について、何度となくお話しさせていただき、そして、効率よく打合せを実施していく手法も実践しながら分科会を進行しました。今回の参加者が、今後もより実りある事業を創り上げ、実施されていくことを願っています。

◆セミナーに参加して

長崎県IYEO

山田 公美 

地域の国際交流事業を活性化していく上でヒントになることを得たいと思い参加しました。 

分科会Bでは、最初のアイスブレーキングでグループ内の雰囲気はすぐに和やかになり、仲間意識が芽生えました。企画書作りでは、企画経験者が多く、スムーズに進んでいるように感じられました。しかし、講師の助言をもとに、目的やねらいとプログラム内容を検証していくと関連があいまいな部分が見つかり、ねらいや目的を練り直したりすることで、企画書作りのノウハウや役割を体験することができました。「目的・ねらい・具体的効果」を明確にした上で、プログラムをデザインしていくことの重要性を改めて学ぶことができました。講師の方々の助言や参加者同士の真剣な議論は、今後の地域活動の活性化のためにたいへん有意義なものだったと思います。 

貴重な機会を与えてくださった講師の方々、スタッフの方々そして参加者の皆様に改めて感謝いたします。

思いつくままにアイデアを書き出していく(全体会)
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修了証を受領し、笑顔で記念撮影
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