
平成20年度日中韓青少年交流事業
平成20年度日中韓青少年交流事業〈地方プログラム〉
地方プログラム
9月20日~21日の1泊2日、原則として、中国青年1名、韓国青年1名の合計2名一組で日本の家庭にホームステイをし、日本文化への理解を図りました。受入れは、(財)青少年国際交流推進センターの団体会員である訪問県の青年国際交流機構(IYEO)が行いました。

山形県
ホストファミリーからの感想
すてきな出逢いに感謝申し上げます。宿泊した2人にとって、楽しい思い出の一頁が山形県、そして我が家であったなら、こんなに嬉しいことはありません。これからも交流のお手伝いができたら幸いです。(今井康夫さん)
二日だけでしたが、私も妻も、二人の青年と貴重なおつき合いをさせていただいたと感謝しております。せっかくのホームステイが一泊だけとは、短いような気がしましたが、「もう少し、もうちょっと」と感じるのが最良だと言いますから、これで良かったのかもしれません。私の妻は中国人(長春出身)なので、二人とも安心していろいろなことを話してくれたようです。(水野清平さん)

大阪府及び近畿ブロック全府県
*大阪府IYEOを中心に2日間のプログラムが運営されましたが、 ホームステイは近畿圏内全府県で行われました。
参加者の感想
中国参加青少年 孫 汪玥
日本訪問は、少し疲れましたが、とてもすばらしいものでした。京都でホームステイをしましたが、京都が大好きになりました。ホストファミリーには本当に感謝しています。たくさんの日本の伝統舞踊や建築物を見る機会に恵まれて幸せでした。二条城、清水寺、祇園の町並みを訪れ、雅楽、狂言、京舞、文楽を体験できました。日本の家族は親切でとても良くしてくださり、このような機会を得られたことを幸運に思いました。
私はこのプログラムの中ではホームステイがいちばん気に入りました。韓国の女性といっしょに日本の家族と共に生活して、ありのままの日本を知ることができましたし、リラックスしておしゃべりすることもできました。日本のニュース番組を見たり、ホストファミリーが作ってくれた料理を食べたり、夜に自分の家族や国のことについて話したりしているうちに、ホームシックが和らぎました。ホストファミリーは私をもてなすためにたくさんのことをしてくれました。時間やお金やエネルギーを注いでくれました。ホームステイが一日では足りないと思うほど、心に残る体験となりました。
熊本県
受入スタッフの感想
熊本県IYEO 楠木由利香
今回は準備期間が短く、対応可能なスタッフも少なかったことなど、心配もありましたが、来県する青少年の人数分のホストファミリーをお願いすることができ、スタッフ同士の絆も、さらに強いものとなりました。当日のレセプションでは、中国・韓国青年のパフォーマンスのプレゼントで、会場は大いに盛り上がり、私自身もホストファミリーとして、青年たちと楽しい時間を過ごすことができました。1日という短く、限られた期間ではありましたが、熊本の魅力を知ってもらう良い機会になったと思います。最終日、空港でホストファミリーと涙のお別れをする青年たちの姿に、私の胸は熱くなりました。この小さな交流の積み重ねが、多くの人を笑顔に、そして幸せにできるのだと再認識できたことも、今回の受入れの大きな収穫の一つとなりました。


日本人参加者の研修
1. 事前研修(9月17日13:00~16:00)
研修スケジュール及び日本青年代表団員としての心構え等の説明の他、自己紹介を兼ねたアイスブレーキング、ディスカッションのための演習等を行いました。
2. 事後研修について(9月20日9:30~12:00)
プログラム中に経験したことを振返り、日本人参加者間で共有し、「今後、東アジアの安定と繁栄のために自分ができること」について考えました。


