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MACROCOSM Vol.82 発刊日2008年5月
 

Vol.82  2008年5月



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第2回「国際交流リーダー養成セミナー」


平成20年3月22日(土)~23日(日)、(財)青少年国際交流推進センター主催の第2回「国際交流リーダー養成セミナー」を国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催しました。北は秋田から、南は鹿児島までの全国各地から国際交流員、学校教員など指導的立場の方を中心に20名の参加者を得て、基調講演、分科会、グループ活動などを実施しました。 

第2回「国際交流リーダー養成セミナー」開催にあたり、第1回に好評をいただいた2つのポイントについて、さらにパワーアップをしました。1点目は、知識としてのインプットを提供しつつ、参加者がそれを吸収したうえでアウトプットできる場面を増やしたことです。このセミナーの構造自体からも、50%以上が参加者の主体的な参加によって成り立っているのが見て取れます。2点目は分科会、グループ活動、また夕食交流会の時間も使い、参加者をシャッフルすることで、多くの人と知り合い意見交換ができるよう工夫したことです。それぞれの場で経験を積んだ参加者が集まることで、お互いに学ぶことが大きな刺激となりました。


3月22日(土) 10:00-10:20 開講式・オリエンテーション
10:20-12:00

<基調講演>「国際交流における異文化 コミュニケーション」 

麗澤大学外国語学部教授 町 惠理子

13:10-14:30

<企画者としての心構え>

(財)青少年国際交流推進センター  

事務局長大橋 玲子

14:45-17:45

<分科会>

・「プログラムPR&企画術」

(財)大阪府青少年活動財団 

主幹 赤木 功

・「会議術(ファシリテーション)」

(財)青少年国際交流推進センター  

プログラムコーディネーター 椿 景子

19:45-21:45 <グループ活動>
3月23日(日) 8:45-9:45 <分科会>
10:00-12:00 <グループ活動>
13:20-14:00 <グループ発表>
14:00-14:30 振り返り・アンケート記入
14:30-15:00 総括・閉講式
 
町惠理子教授による基調講演
町惠理子教授による基調講演
赤木功講師による分科会「プログラムPR&企画術」の様子
赤木功講師による分科会「プログラムPR&企画術」の様子
夕食交流会で行ったコミュニケーション・ゲーム
夕食交流会で行ったコミュニケーション・ゲーム
「新しい韓国にアンニョンハセヨ!」という企画を発表したグループ
「新しい韓国にアンニョンハセヨ!」という企画を発表したグループ

国際交流事業における基本的認識

<本稿は、(財)青少年国際交流推進センター大橋事務局長による「企画者としての心構え」の講演から、「安全な事業運営のために」(安全管理は総合力)の一部分をまとめたものです。>

国際交流事業とは「人を扱う」事業です。企画・運営側は責任を負う立場ですから、自分の提供するものに自信を持たなければならないと同時に、参加者からの様々な意見に耳を傾けるというような謙虚さも必要です。交流とは、コミュニケーションの場ですから、相手に何かを伝えるためには、相手が言うことを受け入れるゆとりが必要です。企画側は、常に気持ちにゆとりを持って取り組む姿勢が大事です。この点を基本にして、次の5つを認識して事業に取り組んでください。 

「一般社会と同じ」・・・「国際交流事業」の舞台というと、すばらしい人たちの集団、特別な社会のように思いがちですが、様々な人たちがいろいろなところから集まって構成しているという点で、普通の社会と同じです。盗難やケンカ、事故も起こりえます。当たり前のことなのに、私たち国際交流事業関係者は、この認識が弱く、忘れがちです。

「個人を超えた国の問題」・・・国籍の異なる人たちが集まると、問題がない時には個々人として対応しているわけですが、問題が起きると、「日本は」「自分の国は」といった国を主張することになりがちです。日本在住の方であってもあり得ることですが、特に、外国から招へいする場合、大使館との連携を認識する必要があります。最低限、在日本の招へい国大使館の連絡窓口は確認しておきましょう。 

「価値観のちがい」・「文化・習慣のちがい」・・・人種や宗教・言語などが異なると、同じものを見聞きしても、異なる捉え方や発想がされます。それが具体的に現れるのが、文化・習慣のちがいです。例えば、あいさつの仕方を見ても、お辞儀、握手、鼻と鼻とをつける国もあります。このように「価値観のちがい」が影響し、形が変わって「文化・習慣のちがい」として出てきていますから、知らない間に互いにミスコミュニケーションを起こしていることがあります。 

「非日常の体験」・・・国際交流事業とは、擬似国際社会を作り出しているわけですから、参加者は普段の生活では体験できない場面に足を踏み入れることになります。しかし、そういう状態にあると本人が認識していないことが多く、企画側は、自分たちが作り出している場面が参加者にどのような影響を与えているのかという点を認識しておく必要があります。日頃とは違う言動をする人がいても、特別な場所に来て少し興奮しているのではないかというような配慮も含め、バランスをとって対応してあげる必要もあるでしょう。 

国際交流事業を企画する際には、上記のような点を認識しておけば、ハプニングが起きた時に、起きた理由に容易にたどり着くことができ、それが適切な解決方法を迅速に見つけ出すことに?がります。

「安全管理は危機管理の原点」 もう一つの大切な認識は、トラブルを起こさないようにするということです。しかし、トラブルを起こさないために細かな決まりで縛っては意味がないのが交流プログラムです。規則を最小限にするためには、十分な準備と備えが大切です。最も大切なのは、運営側はもちろんのこと、参加者も含めた関係者の事業への理解と共有意識です。事業のねらいとよき場にしていこうとの共有意識と様々な具体的準備によって、自由で効果的、かつ安全な事業が成り立つのです。

「現場総括責任者としての対応」 残念ながら事が起きてしまったら、まず、自分の頭の中を平常時から非常時に切り替えましょう。通常は、様々な価値観を比較しながら判断しますが、非常時には、参加者の安全を最優先にしつつ、最短時間でことを成すことを目指して、取り組む優先順位を考えながら状況に応じ対応を切り替えます。指示命令系統は、トップダウンになりますが、上からの指示にスムーズに従う体制もチームワークです。人心の安定を図るために、それぞれの心情を把握し、声をかけてコミュニケーションを図りましょう。

 
 
筆者中央右側
筆者中央右側

「学び」と「実践」のセミナーに参加して

財団法人鹿児島県国際交流協会 

鈴木 由美子 

「国際交流事業をもっと有意義に、また価値あるものにしたい」という思いから今回のセミナーに参加しました。 

基調講演・分科会での「学び」、交流会での「情報交換」、グループ活動での「実践」など様々な「場」を提供していただき、講師の方々や参加者から多くの刺激を受け、これまでよりもさらに視野を広げることができました。 

特にグループ活動は、セミナーで学んだ「会議術(ファシリテーション)」と「企画術」の2つのスキルを早速問われる内容で、大変印象に残る活動でした。学んだことをすぐに実践に移さなければいけない状況に、戸惑う参加者も多かったと思いますが、講師からの助言や参加者同士の真剣な議論によって、グループごとに有意義な活動につなげることができたのではないかと思います。 

セミナー全体を通して、これまでの自らの事業の組み立て方や運営方法を振り返り、長所や欠点を再確認できる貴重な機会を得ることができました。様々な場面で学んだことや得ることのできた多くのヒントは、今後の企画立案や運営の際に大変役立つと思います。また、今回得た知識は他の職員とも共有し、様々な事業に反映させていきたいと思います。 

最後になりましたが、貴重な機会をご提供いただいた、講師の方々、参加者の皆様、今回のセミナーの主催者の皆様に、改めて感謝いたします。

第34回「東南アジア青年の船」事業
平成20年度日中韓青少年交流事業
 
 
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