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第19回「世界青年の船」事業
The 19th ship for World Youth Program
「世界青年の船」事業は、日本と世界各国の青年が船内で生活を共にし、船内及び訪問国において、世界的視点に立った共通の課題の研究・討論を行うなど各種の多国間交流活動を行う中で、日本の青年の国際的視野を広げ、日本及び諸外国の青年相互の理解と友好を促進し、併せてその国際協調の精神と実践力を向上させ、もって国際社会の各分野で指導性を発揮できる青年を育成することを目的としています。
第19回目の本事業は、日本青年117名と、オーストラリア、カナダ、チリ、エジプト、フィジー、メキシコ、オマーン、ロシア、セーシェル、ソロモン諸島、トンガ、英国、イエメンから135名の青年が参加して実施されました。参加青年は、平成19年1月から3月にかけ、「AHOY! ~Achieving the Hopes Of Youth~」のスローガンを掲げ、約50日間にわたり、日本国内、船内及び各訪問国での交流活動を行いました。
◆プログラム
1/16 | 外国参加青年来日 |
1/17~1/24 |
日本国内プログラム 都内視察、課題別視察 地方プログラム(岩手県、静岡県、三重県、愛媛県、高知県、宮崎県)、出航前研修 |
1/25 | 横浜(日本)出航 |
2/ 5~2/ 8 | ブリスベン(オーストラリア) |
2/12~2/14 | シドニー(オーストラリア) |
2/19~2/21 | ウェリントン(ニュージーランド) |
3/ 8 | 東京(日本)帰港 外国参加青年離日 |
船内活動

参加青年が主体的に企画・運営をする「PY(参加青年)セミナー&ワークショップ・デー」でカナダの青年が「人権」についてのセミナーを開催

クラブ活動で日本青年が和太鼓を教える

グループ活動で習字を体験

各国の文化紹介(ナショナル・プレゼンテーション)でロシアが華麗な踊りを披露
訪問国活動
ブリスベン(オーストラリア)

コース別活動:Musgrave Park Cultural Center で参加青年がオーストラリアの先住民の文化について学ぶ(異文化理解コース)

コース別活動:Northey Street City Farm で参加青年が持続可能な社会作りをテーマに※パーマカルチャーについて学ぶ(コミュニティとライフスタイルコース)
※「パーマカルチャー」とは「パーマネント(持続的・永久の)」「アグリカルチャー(農業)」「カルチャー(文化)」を合わせた言葉で「持続可能な農的生活のデザイン」と訳されることがある
シドニー(オーストラリア)

社会情勢の影響で急な訪問国の変更があったため、シドニーにおける活動の企画・運営はオーストラリアの事後活動組織の全面的な協力を得て行われた

不登校や精神的な問題などを抱えた青少年を対象に活動する非営利団体 Inspire Foundation を訪問しスタッフと意見交換をする
ウェリントン(ニュージーランド)

Wellington Institution of Technology を訪問し、学校の施設を見学

Cardinal McKeefry Schoolを訪問、生徒に「世界青年の船」事業について説明をする