
平成26年度国際青年育成交流事業
地方プログラム
外国参加青年は9月27日(土)~ 10月5日(日)、3グループに分かれて地方プログラムに参加しました。ラオスとタンザニアの青年は、石川県と富山県を、ドミニカ共和国とカタールの青年は愛媛県と徳島県を、エストニアとヨルダンの青年は函館市と岐阜県を訪問しました。石川県、愛媛県、函館市では地元青年との2泊3日のディスカッション・プログラムに参加し、富山県、徳島県、岐阜県ではホームステイを体験しました。
■石川県




■富山県

受入実行委員会の感想
富山県青年国際交流機構会長 日南田 美幸
今回の受入れは「子どもたち」がキーワードになりました。行く先々で14歳の挑戦(中学生職業体験プログラム)の子どもたちと接する機会がありました。帆船海王丸乗船時も100名余りの小学生が課外授業で乗船しており、青年たちと楽しそうに交流していました。伏木高校訪問では、クラスに分かれての交流の時間に、生徒が熱心に外国青年の話を聴いていました。全校集会では、外国青年が一生懸命に自国を紹介し、生徒も懸命に学ぼうとしていました。短い時間でしたが、小、中、高校生と接点があったことは、貴重な思い出になったことと思います。
偶然にも、昨年の国際青年育成交流事業に参加したラオス青年が日本に留学していましたので、富山での「ホストファミリー説明会とラオス理解講座」の際に、講師として事業説明やホストファミリーへのアドバイスをしてもらいました。実体験にもとづくお話には説得力がありました。富山ではラオスと活発に交流している「南砺ラオス会」という団体があり、今回、この団体の方々と交流できたラオス青年もいたようで、帰国された後も何らかの形でつながりができるとよいと思っています。
以前、タンザニア講演会を実施した際に、JICAの青年海外協力隊員OB会の方にお話をしていただきました。その講師の方から、今回の国際青年育成交流事業に参加する青年の中にJICAタンザニア事務所の人がいるということを聞いていましたが、その人が実際に富山県を訪れ、お話することができました。世界がつながっていることを実感しました。