
一般財団法人 青少年国際交流推進センター主催
国際理解教育支援プログラム
平成16年度より、内閣府青年国際交流事業の参加経験がある在日外国青年を中心とした講師を日本の学校等に派遣して、国際的な視野を持つ青少年の育成に貢献しています。平成25年度第3回・第4回の国際理解教育支援プログラムが実施されました。
■平成25年度 第3回
日時 | 平成25年8月1日(木)・2日(金)各日3回(60分)2日間 |
実施先 | ギャラクシティ こども未来創造館 |
担当者 | 氏家豊館長、山本良子様 |
対象 |
小学生及び未就学児4~5歳対象 |
プログラム | ものづくりを通じてハワイの歴史と文化を学ぶワークショップ |
派遣講師 |
Ms. Cameron Nitta(アメリカ合衆国・ハワイ) |
■受入担当者の感想 ギャラクシティ こども未来創造館 こども体験事業企画運営推進チーム:山本 良子 「ギャラクシティ」は平成25年4月1日にリニューアルオープンした子どものための足立区立の文化施設です。国立天文台ハワイ観測所と提携したプラネタリウムのプログラムを行っていることから、8月に「ハワイウィーク」としてハワイに関連する多数のイベントを企画しました。国際理解教育プログラム「ハワイについて知りながらハワイアン・スタンプ・カード&ムームー・カードづくり」は、一般財団法人青少年国際交流推進センターに御協力いただき、開催することができました。施設の特質上、未就学児から小学6年生までと幅広い年齢の子ども達が同時に参加するプログラムであったのですが、講師としていらっしゃったCameron Nitta先生は、皆が楽しんで参加できるよう、非常に親しみやすい内容を考案してくださいました。限られた時間でしたが、参加した子ども達が皆、初めて知るハワイの様々な事柄に終始目を輝かせている姿が印象的でした。保護者の方からも「子どもの初めての異文化体験がとても楽しいものとなった」などの感想が寄せられ大変好評でした。今後も推進センターの御協力を得ながら、子ども達に向けた国際理解教育プログラムを実施していければと思っております。 |



■平成25年度 第4回
日時 | 平成25年9月7日(土) |
実施先 | 東京都杉並区立桃井第一小学校 |
担当者 | 学校支援本部 土曜日学校運営委員会 石橋由香様 |
対象 |
桃井第一小学校の1~6年生の児童で、「桃一キッズ」への参加を希望した児童約50名 |
プログラム | 外国人講師による異文化紹介 |
派遣講師 |
Mr. Kosit Tiptiempong(タイ) Ms. Hong Yejin(韓国) Ms. Andrea C Avalos S(メキシコ) |
■講師の感想 Ms. Andrea C Avalos S(メキシコ) 私が日本に住んで感じることは、多くの日本人は、地理的な遠さや文化の違いのため、メキシコについて限られた情報しか持っていないということです。児童は好奇心旺盛で学習意欲も高いので、このようなプログラムを通じて異なる世界を知り、更に興味を示していくのだと思います。 プログラム当日は、1年生から6年生までの児童に難しすぎず、簡単すぎないバラ ンスの良い授業を行わなければいけないという思いから、最初はとても緊張しました。でも、児童たちはきちんと話を聞いてくれました。メキシコ版ビンゴを教えた時、ゲームの説明に充分な時間を割くことができなかったものの、ある男子児童が自分の家族に教えたいのでもう一枚ビンゴシートをくださいと言ってくれました。とても嬉しかったです。 このようなプログラムが継続して実施されることを望みます。ときとして、我々講師は教えること以上に児童から多くのことを学ぶ機会をもらっているのです。講師としてプログラムに参加できたことに対し、桃井第一小学校と推進センターの皆様に感謝します。ありがとうございました。 |


◆問合せ先 国際理解教育支援プログラム担当:田中 佐代子・大久保 正美 E-mail: iuesp@iyeo.or.jp Tel: 03-3249-0767 |