macrocosm



一般財団法人
青少年国際交流推進センター理事長挨拶

理事長 駒形健一

昨年度は新型コロナの世界的な感染拡大により海外との往来が難しくなり、自主事業のスタディーツアーや内閣府の全ての青年国際交流事業が中止となるなど、推進センター設立以来の未曾有の事態に直面しマクロコズムの発刊も控えていましたが、関係者の皆さんの協力もあり、オンラインという新しいコミュニケーション手段を活用して様々な交流事業やセミナーを実施でき、こうして1年ぶりの発刊となりました。

先の見えないコロナ禍において推進センターの果たすべき役割を再考しながら幾つかの新しい取り組みを始めました。まず、センタースタッフの発意でイスラームセミナーなど幾つかの新しい自主事業を開始しました。また、「トビタテ!留学JAPAN」のサポート業務を引き受けたり、同事業実施団体と共同して「せかい部」のイベントを開催するなど、新しい分野を開拓し取り組んできました。さらに、全ての事業が中止となった内閣府の青年国際交流事業の代替事業を推進センターで担い、オンライン交流の運営という新しい経験に四苦八苦しながら、日本と世界の青年をしっかり結びつけ、次への飛躍の土台作りを行いました。一方、この4月から推進センターに新たに「広報企画部」を発足させ、情報発信力を強化して新しい取り組みにチャレンジしていく体制を整えたところです。

今回のマクロコズムでは、コロナ禍の中で推進センターの事業がどういった影響を受けたかという1年の振り返りを紹介するとともに、オンラインという新しいコミュニケーションスタイルの中で斬新な発想で取り組んだ各種セミナー、トビタテ事業や関係団体との共同イベント、内閣府の六つのオンライン交流事業の内容と成果を取り上げています。各事業に参加できなかった方にも理解いただき関心を持ってもらえたら幸いです。また、今年度の推進センターの事業計画も記載していますが、この4月に東京、大阪などで緊急事態宣言が再び出されるなど、国際交流やIYEOの活動にとって厳しい環境が当面続くと予想され、記載の計画の多くがその影響を受けると考えています。

ワクチンの接種が始まり、長いトンネルの出口がやっと見えてきそうですが、コロナ禍であっても日本や世界の若者達が友情で結び合い励まし合っていくことは大切なことであり、国際交流の真価が問われていると思います。推進センターが今まで築いてきた内外の人的ネットワークを生かして、今年度も未来に向けた取組にチャレンジしていきたいと思いますので、皆さんの応援をよろしくお願いします。IYEOのイベントなどで皆さんとお会いできるのを推進センター一同楽しみにしています。

CONTENTS

2021年度事業計画書

1.青少年国際交流事業の企画、実施及び協力
(1)
青少年国際交流スタディツアー
地域での国際交流活動に関心と意欲のある青少年を内閣府の青年国際交流事業既参加青年の組織のある国に派遣し、ボランティア活動への取組や訪問国青年の案内による視察、調査等を行う。
年2回 9日間、参加人数 20人程度
(2)
国際交流リーダー養成セミナー
国際理解の促進を図るため、国際交流に携わる指導者の養成を行う。
年1回 東京都で開催、参加人数 20人程度
(3)
国際理解教育支援プログラムの実施
内閣府の実施する青年国際交流事業に参加した在日外国青年等を、国際理解教育に資するため、日本の学校に派遣する。
年6回 派遣人数 各3人程度
(4)
その他の青少年国際交流事業の企画、実施等
青少年の地域理解や国際理解を促進する事業を、内外の国際交流関係者の協力を得て企画、実施する。
2.内閣府等の実施する青年国際交流事業への協力
(1) 内閣府等の実施する青年国際交流事業への協力
(2) トビタテ!留学Japanへの協力
(3) その他の国際交流事業への協力
3.青少年国際交流に関する啓発及び研修
(1)
青少年国際交流全国フォーラム
全国各地域で国際交流に携わる指導者及び青年を対象に、有識者の講演、青少年国際交流活動に関する事例発表・討論等を行う。
年1回 山形県で開催、参加人数 300人程度
(2)
団体会員のブロック大会(青少年国際交流を考える集い)
全国8ブロックで開催。令和3年度は次の各県で開催する。
北海道・東北ブロック…山形県(※)  関東ブロック…神奈川県
北信越ブロック…新潟県        東海ブロック…三重県
近畿ブロック…滋賀県         中国ブロック…島根県
四国ブロック…高知県         九州ブロック…佐賀県

※青少年国際交流全国フォーラムと同時開催
(3)
青年国際交流事業報告会
国際交流に関心のある青年を対象に、青年国際交流事業参加者による報告会を行い、国際交流事業への参加を促す。
年3回 東京都で開催、来場者数 各150人程度
(4)
推進委員会議
当センターの幹事推進委員及び都道府県団体会員の都道府県推進委員の出席のもと、会議を行う。
年2回 東京都及び山形県
4.青少年国際交流に関する出版物の刊行及び広報活動等
(1)
機関誌の刊行
全国の地域や職域及び海外において行われている青少年国際交流活動の紹介などを中心とした情報誌「MACROCOSM(マクロコズム)」を発行し、都道府県を中心とする関係機関及び一般に配布する。
季刊 12,500部 1回
1,300部 3回
(2)
年報の刊行
全国の地域や職域及び海外において行われている青少年国際交流活動の実施状況など、青少年国際交流に関する情報や資料を収集、整理した年報を作成し、国際交流実施団体等に配布するとともに、政府刊行物センター等において販売する。
年1回発行 400部
(3)
ホームページによる国際交流活動に関する情報提供
①情報誌「MACROCOSM(マクロコズム)」のホームページ上での公開
②当センターの概要及び事業案内、各種募集案内等の公開
(4)
その他
青少年国際交流事業に関連する各種資料を作成し、都道府県を中心とする関係機関に配布する。
5.青少年国際交流に関する情報収集及び調査研究
(1)
青少年国際交流事業に関する情報収集
①青少年国際交流情報ネットワークの整備
 内外の青少年国際交流関係者に関する情報を収集し、ネットワークを整備する。
②海外における国際交流活動に関する情報収集
 関係各国に職員等を派遣し、国際交流に関する情報を収集する。
(2)
青少年国際交流に関する調査研究
6.青少年国際交流に関する支援・コンサルティング等
(1)
国際交流活動の推進
全国各地域で行われる青少年の国際交流活動を推進する。
(2)
活動奨励金の交付
国際交流活動の一層の活性化を図るため、都道府県団体会員に対し、活動奨励金を交付する。
(3)
青少年国際交流コンサルティング
青少年国際交流事業の実施を希望する団体を対象に、青少年国際交流事業の企画、実施に関する相談に対応する。
(4)
国際ボランティア等に関する情報提供
依頼に応じて国際協力、国際貢献に関心のある青少年に対し、国際協力、国際貢献を行う活動団体、活動内容等を紹介する。

事業報告

コロナ禍と2020年度事業

令和2年12月に初めて確認された新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に広がりました。1月末にはWHOによって国際的緊急事態が宣言され、世界中の国を越えた人の動きを止めてしまいました。それはすぐに青少年国際交流推進センターの事業に影響を及ぼし、前年度2月の国際交流リーダー養成セミナーの延期、3月のタイ王国・スタディツアーの中止につながります。年度が変わっても、その影響は収まることなく、国を越えた直接交流ができない状況が年度を通じて続くことになってしまいました。

その結果、令和3年度事業のほとんどすべてが、中止、もしくはオンラインを中心とする事業に置き換えられることになりました。

このような状況の中、私たちのもつリソースを活用してできることはなにかを検討し、「イスラームを知るオンラインセミナー」「ローカルアンバサダーシリーズ」という、異文化を知る、地域を知るオンラインセミナーが生まれました。これ以外にも、「トビタテ!留学JAPAN受付センター業務」を受託するなど、新たな取り組みを進めてきました。

例年運営に携わってきた内閣府青年国際交流事業もすべてがオンライン事業に切り替えられ、それぞれの運営を担いました。運営にあたってはさまざまな工夫を凝らし、国際交流の新たな可能性を見出すことができたように思います。しかし同時に、直接に顔を合わす、直接に相手国の文化に触れることの大きな力を改めて痛感したのです。

「国際交流」という観点に立つと大変厳しい1年であったと言わざるを得ません。しかし、オンラインでの対話を深め、多くの学びを実感する中で、「やっぱり直接会って語り合いたい」という強い気持ちを多くの人たちと共有し、国際交流の重要性を再確認する1年ともなりました。

国際交流リーダー養成セミナー

国際交流に携わるリーダーとしての知識、企画力、実践力、共感力を身に付けることを目的とした実践的なセミナーを2006年度から開催しています。

テーマはそれぞれの時代の社会におけるニーズを満たす内容で、概論を学び、自分の学校、職場、地域社会などで学んだ事柄を参加者が実際に活用できるようになっています。「第13回国際交流リーダー養成セミナー」は、2020年2年2月29日開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って延期、令10月17日にオンラインで開催しました。

テーマ 広報のプロフェッショナルが語る発災時のニーズ
~災害が起きたとき私たちは地域で暮らす人々や外国人にどう寄り添えるか~
講師 国立研究開発法人防災科学技術研究所 審議役 髙島哲夫氏
協力 日本青年国際交流機構(IYEO)
内容 災害について知る、備える、行動するための基本的知識を学び、広報監であった講師が災害時のエピソードについて講演した。リーダーとして活躍するために必要な視点である情報の集め方、判断の仕方、誰をどのように巻き込むべきか(必要な支援の立上げ、支援する人と支援を必要とする人の結び付け)についても触れ、自分が住む地域で暮らす人々やそこで生活している外国人のために何ができるのか考えた。
参加者 13名
国際交流リーダー養成セミナーの様子

オンラインセミナー

1.イスラームを知るオンラインセミナー

多様な価値観を受入れ、相互理解を促進するための一助として、宗教法人日本ムスリム協会理事・事務局長の遠藤利夫氏をお招きし、イスラームを知るオンラインセミナーを3回実施しました。各回とも20から50名ほどの参加があり、好評を博しました。

第1回 イスラーム教を学ぼう!<入門編>
実施日 2020年11月1日(日)
ゲストスピーカー 宗教法人日本ムスリム協会理事・事務局長 遠藤利夫氏
内容 日本人から見たイスラーム教のあれこれ
参加者数 53名
第2回 イスラームを知ろう!~日本人ムスリムの生活をのぞいてみよう~
実施日 2020年12月20日(日)
ゲストスピーカー 宗教法人日本ムスリム協会理事・事務局長 遠藤利夫氏
水野リサ氏(第38回「東南アジア青年の船」事業参加青年)
内容 日本人ムスリムの生活について
参加者数 38名
第3回 イスラームを知ろう!ハラールフードってなに?
実施日 2021年3月28日(日)
ゲストスピーカー 宗教法人日本ムスリム協会理事・事務局長 遠藤利夫氏
内容 専門家に聞くムスリムの食事とおもてなし
参加者数 22名
第2回「イスラームを知ろう!~日本人ムスリムの生活をのぞいてみよう~」の様子

2.ローカルアンバサダーシリーズ

様々な地域の取組や大切にしていることを学び、その魅力を感じることで地方のファンを増やし、日本をどんどん元気にしていくという気持ちに共感し活動していくための人材育成の一助として、ローカルアンバサダーシリーズを企画、オンラインセミナーを全2回実施しました。

第1回 海と森に親しもう!復興のプロセスから自然と人間の共生のありかたを考える(宮城県南三陸町)
実施日 2021年1月16日(土)・1月17日(日)
講師
  • 16日:
    一般社団法人南三陸研修センター代表理事・前南三陸副町長 遠藤健治氏
    たみこの海パック代表 阿部民子氏
  • 17日:
    一般社団法人南三陸研修センター理事 阿部忠義氏
    一般社団法人南三陸YES工房代表 大森丈広氏
参加者数 7名
第2回 北海道胆振東部地震から学ぶ レジリエントな地域づくり
実施日 2021年2月7日(日)・13日(土)
講師
  • 7日:
    ローカルデザイン・プロデューサー 田中克幸氏
    (公財)札幌国際プラザ 大高紡希氏
  • 13日:
    株式会社たのしい 堀田祐美子氏
    帯広カムイトウウポポ保存会・札幌ウポポ保存会所属、
    アイヌ民族文化財団アドバイザー 川上恵氏
参加者数 8名

他団体との共同事業

#せかい部イベント 「せかいの“今”を話そう!」運営協力

トビタテ!留学JAPANの高校生による海外に興味がある高校生による、高校生のソーシャル部活動「#せかい部」のオンライン国際交流イベント「せかいの“今”を話そう!」の運営協力をしました。300人を超える高校生がネット上に集い、「エシカル消費」「ジェンダーギャップ」「10代の生き方」をテーマに交流しました。

青少年国際交流推進センターは、ファシリテーター、言語サポーター、ディスカッションメンバーとして参加する人のコーディネートを担当しました。内閣府青年国際交流事業の国内外の既参加青年を中心にSNSを通じて呼びかけ、140人を超える協力者を得ました。これはとても心強いことで、既参加青年を巻き込んださまざまなオンラインイベントの可能性を感じさせられます。

トビタテ!留学JAPAN受付センター業務

2014年に始まった官民協働留学支援プログラムである「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の受付センター業務を独立行政法人日本学生支援機構から受託し、令和2年12月より運営を始めました。本プログラムは、留学を希望する高校生、大学生等の学びたいこと、そのことへの熱意を評価し、奨学金で支援するものです。

受付センター業務はいわゆる裏方の仕事ですが、海外での学びに関心を持ち、世界へ飛び出そうと考える若者を支援するもので、青少年国際交流推進センターの理念にも合致するものです。

国際理解教育支援プログラム

2004年度より、日本の教育機関や地域施設等に内閣府青年国際交流事業の参加経験がある在日外国青年等を講師として派遣する「国際理解教育支援プログラム」を実施してきました。各機関で実施したいプログラムの内容を交流事業の経験豊富なコーディネーターが丁寧に聞き取り、実施期間・受講者に最大の学びを提供できるよう、外国人講師の選定や個々の受講者に合わせた教材や資料を準備しています。本プログラムを実施した機関からのリピート率も高く、これまで80回ほどの実績があります。

2020年度はコロナ禍で小学校での国際理解教育はすべて中止になってしまいましたが、東京都台東区立忍岡小学校の「つなぐプロジェクト」に賛同し、過去に同校に派遣した5名の外国人講師、クレアさん(ウガンダ)、エリックさん(エストニア)、李成玲さん(中国)、フィデレコさん(イタリア)、プロイさん(タイ)から、休校中の児童へ応援メッセージを送りました。温かい励ましのメッセージの他にも、クイズもありました。また、既に母国に帰国した外国人講師は、現地情報や小学生の様子も伝えてくれました。それらのメッセージは、同校のホームページやニュースレターに記載され、新しい形の国際交流・国際理解教育として貢献することができました。

プロイさんが出したクイズ「像の足は何本ですか」
(台東区立忍岡小学校ホームページより)
クイズを出したタイ王国のプロイさん

内閣府等の実施する青年国際交流事業への協力

2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により、内閣府の実施する青年国際交流事業も大きな変更を強いられました。相互訪問を伴う交流は行われず、オンラインの代替事業が実施され、それらの事業を内閣府との契約により実施しました。

1.国際社会青年育成事業

本事業は、日本と諸外国の青年の交流を通じて、青年相互の有効と理解を促進し、青年の国際的な視野を広げ、国際協調の精神のかん養と局再協力の実践力を向上させることにより、国際社会で指導性を発揮できる青年を育成するとともに、青年による青少年健全育成活動等への寄与を目的としています。

2020年度は、オンラインを活用した「国際社会青年育成事業(オンライン交流)~Glocal Youth Summit」をZoomを使用して実施しました。

実施日 実施内容
2020年
12月19日(土)、20日(日)
事前研修(日本参加青年のみ)
2021年
1月30日(土)、2月6日(土)、13日(土)
交流(欧州地域)
日本15名、エストニア8名、ドイツ8名
2021年
2月12日(金)、13日(土)、21日(日)
交流(中南米地域)
日本15名、メキシコ8名、ドミニカ共和国8名
2021年2月28日(日) 事後研修(日本参加青年のみ)
2021年3月13日(土) 事後報告会

2.日本・中国青年親善交流事業

本事業は、日本と中国の青年の交流を通じて、青年相互の友好と理解を促進し、日本の青年の国際的視野を広げ、国際協調の精神のかん養と国際協力の実践力を向上させることにより、国際社会で指導性を発揮できる青年を育成するとともに、青年による青少年育成活動等の社会貢献活動への寄与を目的としています。

2020年度は相互訪問による交流は中止され、代替的な国際交流の場、そして新しい試みとして「日中代表ユースフォーラム」を開催することとしました。

実施日 実施内容
2020年
11月15日(日)・11月29日(日)
事前研修(日本参加青年のみ)
2020年
12月12日(土)
「日中代表ユースフォーラム」
日本参加青年25名・中国参加青年25名
2020年12月20日(日) 事後研修(日本参加青年のみ)
2021年3月13日(土) 事後報告会
日本参加青年と中国参加青年の集合写真

3.日本・韓国青年親善交流事業

本事業は、日本と韓国の青年の交流を通じて、青年相互の友好と理解を促進し、日本の青年の国際的視野を広げ、国際協調の精神のかん養と国際協力の実践力を向上させることにより、国際社会で指導性を発揮できる青年を育成するとともに、青年による青少年健全育成活動等の社会貢献活動への寄与を目的としています。

2020年度は、オンラインを活用した「日韓青年親善交流のつどい@オンライン」を実施しました。

実施日 実施内容
2020年
11月6日(金)・14日(土)
事前研修(日本参加青年のみ)
2020年
11月21日(土)・22日(日)・12月5日(土)
「日韓青年親善交流のつどい@オンライン」
日本参加青年12名・韓国参加青年12名
2020年12月13日(日) 事後研修(日本参加青年のみ)
2021年3月13日(土) 事後報告会
韓国青年とのオンライン交流「日韓青年親善交流のつどい@オンライン」の様子

4.「東南アジア青年の船」未来会議

「東南アジア青年の船」未来会議は、「東南アジア青年の船」事業が新型コロナウイルス感染症の感染拡大により実施できない状況においても、日本とASEAN10か国の青年交流を絶え間なく継続させるため、実施しました。

本会議は、「次世代リーダー育成会議」と「日本・ASEAN青年交流における「東南アジア青年の船」事業の在り方検討会議」の二つのオンライン会議により構成されています。
「次世代リーダー育成会議」:9分野、各国各3名、11か国 合計279名
「日本・ASEAN青年交流における「東南アジア青年の船」事業の在り方検討会議」:11か国 合計42名

グループ・ディスカッション(グローバル企業グループ)
実施日 実施内容
2020年12月12日(土) 事前研修(日本参加青年のみ)
2021年1月24日(日) 基調講演・ディスカッション
2021年1月31日(日) 課題別視察・ディスカッション
2021年2月7日(日) ディスカッション
2021年2月21日(日) 成果発表会

5.「世界青年の船」その後の未来報告会~SWY WAVE~

「世界青年の船」事業や国際交流に関心があり、将来的に事業への応募を検討している方を主な対象として「『世界青年の船』その後の未来報告会〜SWY WAVE〜」をオンラインで全6回開催しました。開催にあたり対象地域を六つに分け、対象地域の既参加青年が登壇し、世界各国からの参加者を迎えて実施しました。

各回のSWY WAVEを通じて、「世界青年の船」事業の魅力を伝えると共に、新型コロナウイルス感染症の感染状況に対応していく今後の青年国際交流や、社会問題に対するリーダーシップの在り方について、参加者も交えたワークショップやディスカッションを行いました。

各回のプログラムはオンラインにて約3時間行われ、各開催対象地域に造詣が深く国際社会で活躍している既参加青年が登壇しました。プログラム内容は主に以下の三つで実施しました。

①開催対象地域や対象国が直面する社会課題や地球規模課題について理解を深める「基調講演」

②「世界青年の船」事業の魅力を参加青年の視点で紹介する「エピソードトーク・セッション」

③開催対象地域の青年たちと交流できる「ブレークアウト・セッション」

第3回SWY WAVEの様子
(エピソードトーク・セッションに登壇したケニア出身の既参加青年2人と司会進行役)
第1回 2020年11月28日(土) アジア/大洋州
第2回 2020年12月20日(日) 南米
第3回 2021年1月16日(土) アフリカ
第4回 2021年2月6日(土) 中東
第5回 2021年2月20日(土) 欧州
第6回 2021年3月7日(日) 北米/中米

6.地域課題対応人材育成事業「地域コアリーダープログラム」

高齢者、障害者及び青少年の3分野において、内外の実務者の国際交流を実施することで、各地域で同じ課題に取り組む青年同士の交流を促し、団体の組織運営、関係機関等との連携及び人的ネットワーク形成に当たって必要となる実務能力の向上を図ることを目的としています。

2020年度はZoom使用のオンラインで実施しました。

青少年分野、施設説明「ホルケホイスコーレ」後の集合写真
高齢者分野 日本参加青年10名・オランダ参加青年7名
事前研修:2020年12月13日(日)
交流:2021年1月29日(金)・30日(土)・2月7日(日)
障害者分野 日本参加青年10名・ニュージーランド参加青年10名
事前研修:2020年12月15日(火)
交流:2021年2月12日(金)・13日(土)・21日(日)
青少年分野 日本参加青年10名・デンマーク参加青年13名
事前研修:2020年12月14日(月)
交流:2021年2月5日(金)・6日(土)・14日(日)
3分野合同 事後研修:2021年2月28日(日)
3分野合同 事後報告会:2021年3月13日(土)

全国における国際交流活動の支援

一般財団法人青少年国際交流推進センターは、当センターの団体会員である都道府県の青年国際交流機構(IYEO)に対し、申請に基づいて、活動奨励金を交付しています。1994年の当センター設立時に、団体会員の制度が整えられました。各都道府県IYEOは団体会員となり、その会長とIYEO本部役員は、当センターの推進委員として、密接な連携の下に青少年国際交流の推進に努めています。活動奨励金制度も各地での国際交流の一助として活用されています。2020年度はオンラインによる創意工夫をこらした活動が全国で展開されました。昨年度の申請のうち、特色のある活動を紹介します。

茨城県IYEO
事業名 海外気分を味わおう
日時 12月6日(日)13:00~15:00
参加者 10名(申込13名)
講師 勝田茜氏
「ドイツで働くまで,働いてみて ~ドイツ国際平和村での活動を通して~」
橋本紗弥佳氏
「イタリアで得た学び ~地域コアリーダープログラムへの参加を通して~」
細田絢音氏「私がタイ・ラオスで感じたこと・感じること」
堀越輝子氏「中国の食とカナダ-30℃の世界」
内容 今は世界中で感染症の影響があり、海外に行くことも狭まれているため、海外での経験談や体験談を聞き、写真等を見ることで海外へ行った気分を味わいました。自粛によりコミュニケーション不足に陥りやすい状況ですが、今回の開催を通して、共通の趣味を持っている仲間と話に花を咲かせることができました。内閣府事業の既参加青年の講師4名の海外の経験談を聞いた後、グループに分かれて各々の海外体験談や行ってみたい国などについて話し合いました。
福岡県IYEO
事業名 ボーダレスハウス×福岡県IYEO ~Career Next~
(「キャリア」をテーマとしたイベント)
日時 11月29日(日)13:00~16:00
参加者 21名
内容 IYEO運営委員のサポートにより企画運営し、「ボーダレスハウス」という会社とタイアップする初の試み。「ボーダレスハウス」は多国籍シェアハウスを提供しているソーシャルビジネスの会社です。国際交流に興味がある20代を中心とした青年を対象とし、多文化共生社会を目指すなど、内閣府青年国際交流事業やIYEOの活動と共通する部分があります。元福岡県IYEO会員で、ボーダレスグループの広報担当者に紹介してもらいました。イベント内容は、5名のパネラーが「日々大切にしている価値観」などのテーマでパネルディスカッションを行った後、キャリアについて各自の考えを深めることを目的に四つの質問に対し、個人で考えたり、グループや全体でシェアしたりしました。

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